「下書き」フォルダに入ってました。
まぁよくあることなんですが(;・ω・)
完成はしてたのでうp。
酔った頭でぐだぐだ書きます。
拒食症は「食べない病気」ではありません。
「食べられない病気」です。
正式な名前は「神経性不食症」かなんかです。
私の中では「食べること恐怖症」「食べ物恐怖症」という
イメージです。「太ること恐怖症」でも可。
自分の意思で食べないのだったら多分5%もの
患者が死ぬことはないと思います。
餓死なんて自殺には向いてませんから。
食べなきゃいけない、
これ以上痩せたらいけない、
分かっているのに異常に食べることや太ることが怖い…
それが拒食症です。
これでも私は軽度です。
死にたい訳ではないのに身動きがとれなくなって
救急車を呼ぶことになった患者さんなどの話も聞きます。
脳が萎縮し知能が小学生並まで低下してしまったという
話も、本でではありますが、知っています。
現状がまずいことは分かっていても
食べる・太ることへの恐怖で食べられない…
そういう病気なんです。
ちなみに摂食障害はアル中や買い物依存症と同じ
アディクション(依存症)に分類されます。
「いけないと思いながら止められない」のが症状なんです。
そういう病気なんです。
私の場合、毎朝体重を測ることが止められません。
前日と同じなら安心し、減れば喜び、
そして少しでも増えると不安定になります。
より低い体重が出ればそこを基準にしてしまい、
通院開始時には44kgあったのに基準がどんどん下がって、
今では一度38kg台を見てしまうともう39kg台には
怖くて戻せなくなってしまっています。
最近は併発した鬱症状で無気力なためしていませんが、
初期には厳密にカロリー計算をしていました。
カロリーがわからないものは怖くて食べられない程でした。
今でも概算はしていて、自分で許せるカロリーを
越えて摂取してしまうと不安定になります。
依存症の特徴に「理性では分かっているのに
衝動が強過ぎて打ち勝てない」というのがあり、
故に拒食症もアディクションに分類されるわけです。
えーと、何が言いたいかというと、私の
「体重が増えたら落ち込む」のは病気の症状だってことです。
159cm38kgが異常に痩せていることは分かってるんです。
もっと食べなきゃいけない、肉をつけた方がいい、
そんな事もみんな頭では分かってるんです。
鬱の人に「頑張れ」が禁句だということは
ここ数年で一気に広まって、知っている人も増えました。
でも『拒食症の人への禁句』はまだまだ普及してません。
医師でさえ禁句を言うような有様です。
以下のようなことを言われるのは、
私にとって、そして多分他の拒食症の人にとっても
非常に苦しく、「知ってるもん…でも…」と
葛藤を深めてしまう言葉です。
「もっと食べた方がいい」
「そんなに痩せたがる必要はない」
「食べないから体調が悪いんだ」
「食べなさい、食べれば良くなる」
もう勘弁してください。