2005年04月25日

日本の『虐待本』

日本人が書いた虐待ノンフィクションの本を
読んでみたいのだけどなかなか見つかりません。
もっと探せばあるかもしれませんが、少なくとも
『“it”と呼ばれた子』のように話題にはなってませんよね。
なんでかなーと思って。

・児童虐待というモチーフが注目され始めたばかりで、
またそれに対する福祉制度なども不十分であるため
立ち直って振り返れるレベルまでケアされた人が少ない
・躾という名目で行われることが多く、
またそれで黙認されてしまう時代が長かったために
被虐待者本人もそう思ってしまっている
・日本の虐待は精神的な要素が強く海外の物のように
残虐さ(=注目されやすさ)に欠ける
・海外の人たちのように大衆が『感動するように』
まとめることがしづらい国民性である
・『虐待された人』として有名になってしまうと
周囲から浮いてしまうのではという不安
(これも国民性?)

いろいろ考えてみたけど、結局一番の理由は
『感動モノに仕上げうらい』からだろうなーと思う
ひねくれ者の私でした(・ω・)
posted by こむぎ子 at 04:59| Comment(2) | TrackBack(0) | *thinking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
自分はずっと貧乏な家庭で母親からものすごい虐待を受け、かつ学校で長年イジメを受けて育ちましたが、奇跡的に復活をして、現在問題なく生きてます。
ただ一生独身ですが・・・。
将来、自分の半生をネタに小説でも書こうかと目論み中です(笑)
Posted by at 2006年03月12日 13:31
私もです。弟の暴力の時も助けてもらえず、十年以上、その時のケガの後遺症を、
引きずっています。
Posted by at 2006年08月14日 19:34
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