2005年01月29日

疑念

いまだに自分が本当に摂食障害なのか疑問だったり。
もっと身体的にやばい状態でないと病気と
名乗ってはいけないという思いがあって、
「私なんてたいしたことないのに通院してていいのかな」と
申し訳ない気持ちになってしまう。

確かに食べられないものの方が多くて
体重は減り続けているし下剤もやめられなくて、
病的ではあるのだけど、病気と言っていいのか分からない。
自分の不調を訴えるのは苦手。
不調を理由に何かを断るのはもっと苦手。
病気に甘えてるだけな気がしてしまうから。

最近の鬱状態については輪をかけてそう思う。
こちらは特に医師から鬱と診断された訳ではないから
余計に言い訳に使うことに疚しさを感じる。
本当は出来るはずのことを出来ない言い訳に
鬱を利用している、そんな罪悪感が常にある。
本当は私はメンヘラなんかではないんじゃないか。
ただ社会から外れてしまった自分を認めたくなくて
エクスキューズとして「病人」を名乗っているのではないか。
かつて病気を言い訳に散々人を振り回していた妹に
あの時私は呆れていたけれど、実は私も同じかもしれない。
私は単なる社会不適合者なんだと思う。
きっと病気なんかじゃなくて単なる怠け者だ。

でもこう考えるのも自己否定のひとつなのかもしれない。
他のメンヘラさんが甘えていると思ったことは
(ボダの妹は別として)今までほとんどない。
他の人が鬱で何かが出来ずに落ち込んでいたら
「今は病気なんだから仕方ないよ」と
心から声をかけることができる。
でも自分が何かを出来ずにいると許せない。
「お前なんか本当は病気でもないくせに
何を甘えてるんだ。動けよ。さあ!」
いくら自分に罵倒されても結局私は動けない。
これは病気なのか。
今は仕方ないことなのか。
それを認められない。

ACのカウンセリングが進んだら、こういった
「自分だけは許せない」状況も変わってくるのだろうか。
他の人に抱くような寛容な気持ちを
自分にも向けるようになるんだろうか。
少なくとも今は許せない。
自分が病気だから仕方ない、とも思えない。
常に自分に苛立ち内心で罵倒を繰り返す日々。
posted by こむぎ子 at 23:56| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | *thinking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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