2005年04月19日

自己否定の原点…

例えば喧嘩をした時。
「死ね」「お前を殺す」と言われたことはありますか?
ある場合。
「お前と同じ世界にいるぐらいなら俺は自殺する」
と言われたことはありますか?
両方ある場合。
どちらがより言われて苦しくなりますか?
言われたことのない方にも同じことを聞きます。
どちらが言われたらきついと思いますか?


私は実の母親に後者を言われながら育ちました。
表現は少し違います。
彼女の口癖はこうでした。
「お前といるぐらいなら死んだ方がマシよ」

いつから言われ始めたのかは覚えていません。
意味がわかったのは幼稚園のときでした。
母が私を散々殴った後で最後にそれを言い捨てて
隣室に行ってしまった日のことでした。
やっと話せるぐらいになった妹がとことこやって来て、
「ママとなりでえんえんしてるよ」
と私に言ったのも覚えています。

私が生きている、存在している、ただそれだけのせいで
大人が、それも自分の親が死にたいと考えるんだ――
自分はほんの小さな子供だと思っていた私には、
それはとても大きな衝撃でした。
私自身が殴られるより、首を絞められるより、
「死ね」と言われるより、その言葉は重いものでした。
私が生まれたせいで母は苦しんでいるんだ、
母は私を産んだことをきっと後悔していて、
だから死にたくなっちゃうんだ、と思いました。

その後も同じ言葉を投げ付けられるたび、
私は内心で「ごめんなさい、私がいてごめんなさい」と
ひたすら平謝りしていました。
声に出して「ごめんなさい」とも言っていたけれど、
それは殴られる恐怖と痛みから開放されるための悲鳴で、
心の中の“ごめんなさい”とは違うものでした。
「こんな目に遭い続けるならいっそ殺されたい、
そうすれば母は酷い母親として逮捕されて、
一生癒えない傷を持つことになる――」
そんな反発心が芽生えたのは小学校に上がってからの話で、
幼稚園時代の私はただただ自分が存在していることを
自分で責め、後悔するだけでした。


これが私の根深い自己否定の原点だと、私は思っています。
今でも事あるごとに私の中の私(=母親)が叫びます。
「お前(私)なんかがいるから――」
自責パニックのときに自分のことを
「こいついらない、殺す」と言うのも、その名残でしょう。




記憶喪失になりたいです。
posted by こむぎ子 at 18:34| Comment(2) | TrackBack(0) | *household | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カウンセリング記録

今日は木曜からの微熱でふらふらしながらカウンセリング〜。
何故か昨日から眠気もひどくて、ずっとぼんやりしてました。
時々目の焦点が合ってなかったのか
「大丈夫?」と声をかけられることも数回。
基本的に私はいつも椅子の背もたれを使わないけど
今日は思いっきりもたれてました。
ぐたーり⊂⌒~⊃。Д。)⊃

話題の中心は当然自傷のこと。
・どうしてきっかけは彼氏への苛立ちなのに
自分を傷つける行為に走ってしまうのか
・自傷したときに考えたこと
・その後の周囲の反応を見て感じたこと
・私が自分のことを心底嫌っているのは何故?
・“自分のため”に生きようと思っていないことについて
うすらぼんやりしたままそんな話をしてました。

私が話したこと。

・入院したくないのは家や塾の迷惑になったり、
彼氏や友達、生徒に心配をかけるのが嫌だから

・死にたくないのも、葬式代を出させたり
それに来てもらったり悲しんでもらったりするのは
申し訳ないことだと思うから

・自分の身体が傷つくことには抵抗はないけど
それで周囲に(以下略)
また今回の自傷で消えない傷痕が残っても、自業自得だと
思っているのであまり気にしてないこと

・熱が下がらないので明日内科に行こうと思ってるけど
それもこれ以上仕事を休んで迷惑をかけないため

・要は私が通院するのも、むしろ生きていること自体、
今は9割方「周囲に迷惑をかけないため」であること

……改めて書き出してみたらなんかすげーネガティブ('A`)
まぁそんなことをたらたらと話してました。
焼いたところを見た先生がすごく辛そうな顔をしていて
申し訳ない気持ちになりました。
「先生が私の自傷を悲しんでくれるのは嬉しくて
有り難くて申し訳なくて、そしてやっぱり
“なんで私なんかに?”と思ってしまう」
と話しました。

私だって彼氏や友達が自傷すれば悲しくなるだろうし、
可能であれば止めようとすると思います。
でも、自分自身にだけそういう心理が働かなくて。
私は思索厨だけど頭は悪いので、その理由がわかりません。
でも多分母親の影響だと思う、と話しました。
ちょっとこれについては別の記事にします。

今回のカウンセリングはお話だけでした。
ACワークで過去の自分を振り返る余裕が、
今の私にはなさそうだったからです。
熱はあるわ眠いわ自傷後だわで、ボロボロでしたから(苦笑)
なんかぼーっとしてたので記録もうまくまとまりません。
まぁ次回ここに来るときは診察なので、
医師に自傷したことを白状しなきゃいけないから
むぎたんちょっとドキドキ☆ってことで。
posted by こむぎ子 at 17:08| Comment(1) | TrackBack(0) | *mental health | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あせる。

生理が来ました。

いきなりアレな話題で申し訳ない。
先週末に続いた微熱も多分これのせいだろう。
最近生理不順ならぬPMS不順だったので忘れていたけど
私はそういえば生理の少し前に風邪に酷似した症状が
出る体質なんだった。熱っぽかったり鼻水出たり。
思い出してみればまんまPMSだった。いやはや。

でも予測より一週間も早く来たので少し不安。
痛みがないのも不気味。
毎月痛み止めを飲んでも悶絶するほどだったのに。
やっぱり少しずつホルモンがおかしくなってるのだろう。
痛みがない代わりに一日頭も身体もぼんやりしていた。
手に力が入らずペットボトルの蓋が開かなかったり
テレビの会話の内容が理解できなかったり。
ダメだこりゃーで今日もバイトは欠勤。
4連続だ。まずいなぁ。
クビを切られることはまずないだろうけど
(腐っても古参だし)
あまり頻繁に休んでいい仕事ではない。
代わってくれた講師にもそれを手配してくれた上司にも、
何より担当している生徒に心配をかけるのはまずい。
校舎では別人のように明るく振る舞っているから、余計に。
弱い自分が生徒にばれて心配されるのが怖い。
それに連続欠勤をしていると「校舎用の自分」のやり方を
忘れてしまいそうな気がして、それも怖い。
明日は出勤するつもりだけど、ちゃんといつものように
明るい先生として振る舞えるのかな。
今思い出そうとしても、家では「校舎用の私」を
呼び出すことはできない。余計に不安が募る。
明日ちゃんと自動切り替えできるかな。

「社会的な活動が出来ている間は大丈夫ですよ」
診察初期に医師に言われた言葉。
その時は「出来てても苦しいもんは苦しいんだよ!」と
反発心すら抱いたその言葉が、今は重たく私の中を回る。
社会的な活動が出来なくなりそうな恐怖を抱いているせいだ。
仕事が出来なくなるのが怖い。
彼氏に呆れられるのではという恐怖もある。
今のところは泣き言の電話をしても彼は
「大丈夫、大丈夫。良くなるよ」って励ましてくれてるけど
私が仕事すら出来なくなってしまったら
本当に呆れられてしまうかもしれない。
そもそも一緒に暮らそうという話だって、
私が少しとはいえ収入を得ているから、
それも家計に含めれば何とかやっていけそうという話だ。
良くならなくちゃと気持ちばかりが焦る。
でも症状は順調に悪化している。
どうしよう、どうしよう…
焦りばかり先走って不安で心が破裂しそう。
posted by こむぎ子 at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | *weep | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

・抜け毛
明らかに増えている。
シャンプーのたびに、指に絡まる抜け毛の量に驚かされる。
髪を結わえるときにもそれを実感する。

・体毛の増加
以前はさほど気にならなかった胸やお腹の産毛が目立つ。
腕や脚は処理しているので分からないけれど。


いつまで今の生活を続けられるんだろう…
続く微熱で初めて仕事を三日も連続で休んだことで
精神的に少し不安定になってる。
父に車を出してもらう頻度も格段に増えた。
電車で1駅の間立っていることすら辛い。
優先席にも平気で座るようになった。
まるで“自分にはそこに座る権利がある”かのように。
周囲に甘えて、自分に甘えて、このままの生活をしていたら
私は確実に入院する、あるいは仕事を長期的に
休むことを余儀なくされてしまうだろう。
極めて“順調に”私の病状は悪化している。
一度“出来てしまった”ことで、これまで抱いていた
自傷行為への恐怖や罪悪感も薄れていっている。
嘔吐が“出来てしまった”ときのように、私はいま
自分を傷つけることに成功したことに達成感を覚えている。
37kg台も数回経験してしまった。
これからまたそこに向かって私は“努力”してしまいそう。

どうして?
どうして私は「自分を治したい」って思えない?
しなきゃいけないこと、してはいけないこと、
みんな分かっているのにどうして反対のことしかしないの?
自分に対してだけきちんと機能する“怒り”が私を責める。
治らない、いや治そうと努力していない自分に苛々する。
疾病利得に甘えているだけなんじゃないの?
心配させて周囲を困らせたいだけなんじゃないの?
自分で自分に問い掛ける。
「違う」と言えなくて余計に苛立ちがつのる。
私は妹と同じ。
周りを困らせて、自分では前進する気が起こらなくて。

明日はカウンセリング。
自傷の報告をしなきゃならない。
posted by こむぎ子 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | *eating disorder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元彼。

一昨日の夜?かな。
眠剤でラリって元彼に電話をした。
(彼氏ごめんなさい)
何を話したかは断片的にしか覚えてないけど、
私がかなりきつい口調で彼の考えの甘さを指摘して
彼が泣いたのは覚えてる。そう、何度か泣かれた。
どうして彼はそんなに簡単に泣くんだろう。
いまだに私に甘えてるのを感じた。
一年も経ったのに。
私への恋愛的な未練はない、と言っていた。
むぎが本当に好きだったのに、素直に寂しいと言えなくて
自分は馬鹿なことばかりして…と彼は泣いた。
それも聞き飽きた台詞。
本当に馬鹿なことばかりされて苦しかったよ、と私は返した。
あの頃は貴方のことが本当に好きだったから、
すごくすごく苦しかったし、今でもトラウマなんだよ、と
私が言ったら彼はまた泣いていた。
その理由が、好きだったと言われたのが嬉しかった、だって。
私は好きだったから今でも苦しいのに。
相変わらず彼は何も分かってなかった。
もう私にとっては彼は過去の人で、
なんであんな人に浮気されても泣いて許していたんだか
自分でも理解出来ないほど冷めきってる。
だから私の台詞にそんな解釈をして泣く彼を
冷めた気持ちで見ていた。(電話だけど)
もう私はこの人には軽蔑とか哀れみしか抱いてないなーと
改めて実感して、こんな人のせいで男性不信になっていた
自分が馬鹿馬鹿しく思えるほどだった。

顔を忘れたから写真送って、とラリった私は言った。
翌日ほんとに写メがきた。
こんな人だったっけなぁと一瞥して、消した。

彼と付き合っていた頃の自分は馬鹿だったな、と思った。
今の彼氏がもっと好きになった。
信頼できる恋人の有り難みを改めて実感した感じ。

トラウマを軽くしたくて、その為に彼から誠実な言葉が
欲しくて電話したのだと思うんだけど、
なんか違う方向に吹っ切れた気がする。
フラバの夢も、きっともう見なくなる。

今は早く彼氏に会いたい。
信頼できる人の腕に抱かれたい。
あったかさとその有り難さを改めて感じたい。
posted by こむぎ子 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | *love | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。