2005年04月06日

認知がズレズレ。

昨日のデートのエピソードで書き忘れてたことがっ。
てゆーかもともと別記事にする予定だったんだけど
その記事を書くこと自体忘れてたんですがっ。
…順調にボケ進行中でアリマス_| ̄|○

んでんで。
昨日喫茶店に行ったら、私たちの前に
お会計中の女性のお客さんがいたんです。
子連れで細いジーンズを穿いた、20代後半ぐらいの人。
で、後ろに並びながら彼氏に耳打ちしたんです。
「前のおねーさん脚細い〜」って。
彼氏はそれを聞いて初めて前のお客さんを意識したらしく、
しばらく後姿をじろじろ眺めてから(こらこら;)
囁き返してきました。
「むぎの方が細いってば!絶対!」

Σ(゜Д゜) な、なんだってー!

彼は苦笑しながら「ほんっと認知ずれてんなぁ」と
私の頭をぽんぽんしました。
(※摂食障害の症状に“認知の歪み”とゆーのがあって
 自分の体形を客観視できなくなるらしーデス)

ぇぇー。

絶対あの人の方が細いと思ったんだけどなー…
冷静に考えれば、159cm39kg、BMI15.4の私より
痩せている人なんてそうわさわさいる訳がないのは
明らかなんですが、ほんとに本気で他の女性が細く見えます。
街を歩いていても、電車に乗っていても、
同性の体形をついついチェックしちゃいます。
太った人を見ると「恥ずかしくないのかな…」とか(←失礼)
「ドグマチール飲んでるのかな…」とか(←考え過ぎ)
いろんなことを考えてしまうし、
細い人を見れば「いいなぁ…」と羨望モードになったり、
「実は摂食仲間だったりするのかな…」と
また余計なことを考えて勝手に心配したり(笑)してます。

自分自身の体形については…よくわかりません。
不健康に痩せたせいで上半身は骨剥き出し貧乳なのですが
脚はそうでもないっていうか上半身に対して太いんです。
試しに美容体形とされる数字と比べてみると、
バストもウエストもヒップも太ももも理想値より少ないのに、
ふくらはぎだけ理想値ぴったりなんです…
要するに相対的に見るとふくらはぎが太い_| ̄|○
この一点のコンプレックスが「自分は太い」という
大雑把な自分へのマイナス評価になってしまうんです。
「痩せてる気がする…でも脚が異様に太い」
まとめるならそんなイメージです。

ああああこうやって文章にすると自分の認知が
いかにヘンテコなのかが嫌でも分かって耳が痛いッ_| ̄|○

そんな摂食障害者の日常風景でした(´・ω・`)
posted by こむぎ子 at 19:21| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *eating disorder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

休日

今日は休日なので下剤の日です。
(繋がりがおかしい!というツッコミはさておき)
ついでに絶食してまた38kg台を出したいなーとか
思ってお昼過ぎまではノンカロリーの紅茶(でも甘い)と
煙草しか口にせずに過ごしてました。
でもメンサロの雑談スレに顔を出したら懐かしい人に会えて、
彼女が少しずつ良くなってきている話を聞いたので
私もやる気が出てごはんを食べました。

でも私、一度食べ始めると歯止めが利かないんですよ…('A`)
今回もシリアル+パン2つ+バナナを一気に食べて
さらにその後でパンを2つ追加しました_| ̄|○
カロリミット飲んだし下剤も入れてるし、
大丈夫だとは思うんですが…
これ普通の女性の一食より多くないですか?(´・ω・`)
過食になりかけてる自分が怖くて仕方がありません。
止まらなくなるのが怖くて、食べ始めるのも怖いです。
特にパンがぁぁぁぁ。
過食の人もよく言いますが、パンには何かこう
中毒性があるような気がしてなりません。
私の場合冷凍庫にストックがあるから余計に。
今の私は満腹中枢が逝っちゃってるから、
「お腹がいっぱいになったからやめる」が出来ないんです。
パンが4つでやめられたのは恐怖感に襲われたからです。
「こんなに食べちゃダメだ!」って。
そして後悔して落ちます…ずどーん_| ̄|○

適切な食事は出来るようになりたい。
でも、過食だけは絶対にイヤなんです。
体重が増えるのが怖いからでしょう。
過食が止まらなくなったら、私は確実に嘔吐も始めます。
カショオは怖いです…

どうすればいいんだー。
うわぁぁぁん(涙)
posted by こむぎ子 at 18:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

“食べない心”と“吐く心”

という訳で母に『“食べない心”と“吐く心”』を
返してもらいました。
「ちなみにコレ、読んだ?」
と聞いてみると
「読んだよー。あんたも一回読んだんじゃないの?」
と返ってきました。
嘘くさいなぁ…('A`)
本当に読んだなら私がこの本を繰り返し読みたがる
理由だってわかるはずだもの。

この本のプロローグから少し引用します。
『(摂食障害の)本当の原因は「心の傷」から発しているのです。ある種の「心の傷」は「癒し」が得られないまま放置されると、摂食障害という形で癒しを求めるサインを出すのです。それが摂食障害の根本的な原因ですから、「食べ方」を改善させようというような治療法ではいつまでも治せません。
(中略)
いまのあなたの苦しみは、あなたに原因があるのではありません。あなたは自分の知らないうちに深く傷つけられてしまったのです。あなたの心がその傷の痛みに耐えかねて悲鳴をあげているのです。自分の心の痛みに、まずあなた自身の耳を傾けてください。あなたの痛みは癒されるべき痛みです。きっとあなたの痛みをわかってくれる人が現れ、理解された瞬間からあなたの回復が始まるのです。』
…最初に読んだときはこれだけで涙が出ました。
この本はこの後、摂食障害に至るまでの「心の傷」について
解説し、その本人の心理や苦しみも説明してくれています。
それもまたドンピシャクリーンヒットで。
「どうして患者じゃないこの人が
 こんなに私の気持ちがわかるの?」
と驚いてしまうほど、それは的確な指摘でした。
愛情を感じる中枢と食を司る中枢はとても近く、
愛情を受けたいという本能が否定された時に
隣の食の中枢が一緒に故障してしまう、という説明には
思わずへぇーと感心してしまったり。
その傷は親から受けることが多い、ともあり、
ACとの関連性を感じさせられました。
以下摂食障害の裏にあるとされている心理。
いくつかは「そうかも…」と思いました。
◆親に愛されないダメな自分に罰を与えたい
◆ガリガリに痩せて、自分の痩せて寂しい心と身体とをぴったりマッチさせたい
◆普通の身体をやめて、普通の生活や人間関係からもリタイアしたい
◆自分には食欲に勝てる強い意志があるということを確かめたい
◆親の愛情を徹底的に拒否するという態度を、体形ではっきり示したい
◆純粋になりたいから、食べ物といえども身体に異物を入れたくない
◆身体の中から異物をすべて排泄したい


その後の章では実際に摂食障害を患い、
そして回復した人のドキュメント三例が紹介されています。
この一例目の女性がまた自分かと思うほどそっくりで…
また読みながらだだ泣きでした。
『勉強が出来て、ピアノをそこそこやっていて、
でも音楽の道に進むことには反対され、
成績についてもけなされはしても褒められることはなく、
その結果あらゆる判断規準を“母”に置いてしまう。
そして、自分自身が楽しめるかとか、
自分が満足できるか、という物差しで考えることが
できなくなっていた』
――少し要約しましたが、こんなことが書かれていました。
外見にコンプレックスがあったともあり、まったく同じです。
この後も引用しまくりたいけどしきれないくらい同じです。


で、この著者が挙げる摂食障害の治療法。
1.「心の傷」を癒す
2.親の愛情を受け直す
3.「自我」の再構築をする
4.親から謝罪を受ける

1はカウンセリングや彼氏との関係の中で
少しずつですが進められていると思います。
2は今は父が頑張ってくれています。
すごく有り難くて嬉しいです。
3もちょっとずつ出来ています。
彼氏が「自分をもっと出すこと」を私に望んでくれるし
(これまでは相手に迎合するお付き合いばかりでした)
塾講師という性に合った仕事をすることで
徐々に誇りとか自信とか持ち始められた気がしています。
4は…諦めてます。
これは父にしてもらっても申し訳ないばかりで意味がなく、
母親にしてもらわないと解決にならなさそうなので…
諦めて距離をとる方を選ぼうと思います。


こうしてこの本を読むと、今の私はかなり
治療上いい環境に恵まれているなぁと思います。
理解してくれようとしている父と彼氏がいて、
カウンセラーの先生とも相性がよく薬も合っていて、
自分の好きな仕事をすることも出来ていて、
こうして考えを発散する場所もあって。
あとはACワークを通して自分が変わるだけです。
…それが難しいんですが(笑)
でもちょっと頑張ろうって気持ちになりました。
ホントいい本だーヽ(´ー`)ノ
摂食障害の人だけでなくACの人にもお勧めです。


『“食べない心”と“吐く心”
 〜摂食障害から立ち直る女性たち』
小野瀬健人 著
主婦と生活社
posted by こむぎ子 at 11:32| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *eating disorder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『仇』

「あなたの愛する私を
 あなたの前で壊したい」

谷山浩子さんの歌詞の一節です。
ぞくぞくきました。
『仇』という曲の詞で、主人公の歌い手は
復讐のためにそうしたいと歌います。

私は特に復讐したい訳ではないのだけど…
この歌詞には何かびびっと来たのです。
「この衝動、ある…!」と感じたんです。

でも私は多分そうしてみることで
周囲の人たちにどんな影響が及ぶのか見たいだけです。
はた迷惑な衝動ですね(;・ω・)

あーでも、復讐の気持ちもあるかも。
母親がどうなるか見てみたい。
「貴女がコントロールして育てた私はこうして壊れますよ」
と示してやりたい。
姉妹二人ともをメンヘラに育て上げておいて
そのことについて何の罪悪感も抱かない、
自分の間違いを認めようとしない彼女に、
徹底的なダメージを与えてみたい気持ちがあります。

正直、摂食障害になったときに少し期待してたんです。
もしかしたら己を振り返ってみてくれないかなと。
結果はハズレ。
父が意を決して渡した『“食べない心”と“吐く心”』も
全然読んでくれていないようです。
摂食障害と母親の関係について詳しく書かれているから
読んで自分を省みて欲しかったのですが…
てゆーか読む気がないなら返せ。私が読みたいんだ(笑)

素人が勝手に病名をつけるのは本来ご法度ですが、
私は自分の母親は自己愛&演技性&境界性の
ミックス人格障害だと思っています。
だからきっと並大抵のことじゃ彼女は反省なんてしないでしょう。
だから復讐のために彼女の前で素を曝して
ぶっ壊れた自分をすべて見せてやりたくなります。
「あなたの愛して来た“つもり”の私を
 あなたの前で壊してみたい」んです。
…なんだ、ちゃんと『仇』じゃん。
posted by こむぎ子 at 10:02| 埼玉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | *household | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

彼の過去っ

今日はバイトの合間にちょっとだけ彼氏と会いました。
一時間ぐらいお茶しただけだけど…
来てくれてありがとう(*・ω・)>彼氏

彼の手が好きです。
最初の頃は恥ずかしくて顔を見られなくて
彼の手ばっかりさわさわしていたので、
彼の中でいちばん最初に覚えた部分でもあります(笑)
彼の手はごつくておっきくて、あったかいです。
私はもともと手が小さい上に拒食で痩せてから
さらに骨張って血色の悪い手になってしまったので、
並べてくらべっこすると物凄い違いです(笑)
その大きさとあったかさが好きなので、
一緒に歩くときはいつも手を繋いでもらってます(*・ω・)
なんか安心できるんですよ〜(*´ω`)
手を繋いであったかさと安心をもらってマス。
吸収してるかもしれません(;・ω・)

ところで最近、彼氏の歴代彼女について
しつこく聞きたがっております(笑)
「女がしてくるうざい質問TOP3」なのはわかってます…;
過去に嫉妬とかする気は皆目ないんですが、
(愛されてる自信が持てるようになった!大進歩!)
純粋に気になるんですよ。彼の過去。好奇心?
彼氏は今まで自分からベタ惚れして付き合ったことがなくて、
全部三ヵ月もたずに別れてきたらしいです。
(勿体ない…←?)
「歴代彼女たちの付き合った時間トータルしても
 半年いかないんじゃないかなー」とか言ってました。
一年続いた私は彼にとってはすごく特殊らしいです(笑)
…とか言われると聞いてみたくなるじゃないですかっ(笑)
どんな子だったのかなーとか、なんて呼んでたのかなーとか。
少し前に私しか見られない日記にまとめてくれるって
言ったのに書いてくれないので、今日尋問しました(・ω・)
「付き合った時期は覚えてるんだけど…
 名前とか顔が思い出せNEEEEE!」だそうで。
かろうじて二人だけ名前を思い出せたのですが、
それもフルネームは出て来ないという有様。
“男性は過去の彼女のことも「名前をつけて保存」するから
 なかなか忘れられない”なんてよく聞くのですが
彼はすっぱり忘れちゃってるみたいです。
…演技してる可能性もありますが。

ちなみに女性は「上書き保存」型が多く過去の男については
ドライな人が多いらしいです(笑)
私もトラウマとして残された傷だけは消えずにあるけど
思い出を美化したり過去の人のこと考えたりはしないなぁ…
一回別れたらもうすっぱり切ります(・ω・)
好きじゃない人に迫られたときもすっげ冷たいです(・ω・)
うふふふ(・ω・)

とりあえず彼氏がもうちょっと詳しく話してくれるのを
ワクワクテカテカしながら期待待ちしてます(笑)
…名前ぐらい思い出そうYO!
posted by こむぎ子 at 00:24| 埼玉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | *love | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月05日

父にレス(?)

父から、多分前回の記事の内容についてのメールが来ました。
「どうして仕事は楽しい、やり甲斐があると感じているのに
それすら“自分の喜びのため”ではないんだろうか?」
で、私はそれに対して
「“自分の喜び”を規準にして行動したことがないからかな」
と返事を書いたのですが、なんか親として悩んでる彼に
さらなる追い討ちをかけてしまったような_| ̄|○

でも事実なんですよね。
私の人生や価値観は基本的に母親が規準だったのです。
彼女が諾と言わなければ、自分がやりたくてもできない。
やれと命じられたらそれはその瞬間に「すべき事」になる。
彼女の命令は同時に絶対的な約束となり、
逆らえば「約束を破った!」と怒鳴られました。
幼い頃であれば暴力という形の罰を受けました。
ゆえに私は自分自身を規準とすることのない、
言い換えるならば自分自身・自我を持たない、
典型的なACとして育った訳です。

私は常に相手の反応を気にしてばかりです。
自分に圧力がかかる状態に安心し開放されると不安になり、
自分が気遣われることに抵抗感や申し訳なさを感じます。
彼氏や父が「もっと自分を出していい」
「もっと我が儘を言っていい」と言ってくれても、
私にはそれがしても大丈夫と思えないし、
それ以前に我が儘の言い方すらわからないんです。
こればかりは「そういう風に育ったから」としか
言いようがありません。父さんごめんなさい。
でも責任は貴方にある訳ではないので。

母親の暴力は幼稚園の終わり頃から小学校を卒業するまで
約7年間ほど続きました。
電話の受話器のコードで首を絞められたことも、
階段の下の収納スペースに閉じ込められたことも、
私は一生忘れません。忘れられません。
私はとにかく母親の指示に従うように育てられ、
自分の意志を隠す癖を身につけてしまいました。
この記憶が現在の『自我のない私』を形成しています。
記憶を消せない限り自分はずっとこのまま
自分を出せずに生きていくんだろうなーと
自分自身でもなんとなく諦めていました。

でも、今カウンセリングのACワークでいろいろやってみて、
少しずつ自分を変えようと取り組んでいます。
私は『被虐待児は“虐待されたのは
 自分が悪かったからだ”と思い込む』という
典型的な考え方に現在ハマっています。
それを「あの時の自分は悪くなかった」と認めて、
自己を受け入れていく、というのが今後の流れです。
その中で本当の自分はどうしたかったのか、
どうして欲しかったのかを探って、
それを満たしたり傷を癒したりしながら、
徐々に『自分』を見つけていきましょうね、と。

だから、もう少ししたら私の考え方も変わるかもしれません。
もう少し自分を世界の中心に置けるようになるかも。
自分のしたい事をしたい様に胸を張ってやれるかも。
多少の我が儘だって言えるようになるかも。
まだかもかもだらけですが、きっと出来ると信じてます。
だってカウンセラーの先生好きだし(*・ω・)←関係ない

という訳で、そこら辺の認識はまだしばらくは
変えられないとは思いますが、そのうち変わってみせますよ、
ってなまとめでひとつ(笑)
posted by こむぎ子 at 22:53| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *household | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

塾。

塾で仕事をすること。
とても楽しいです。
子供たちと接触していると鬱々な自分を忘れられるし、
何より「先生の説明でわかった!」と言われると
何ものにも代えがたい達成感を得られます。
昨年度は大学受験生を第一志望の学校に
行かせてあげることが出来たし、
上司からも「彼は後半に入ってから
(私に担当が変わってから)英語の成績が上がった」
と褒めて(?)もらえて嬉しかったです。
生徒との他愛ない世間話も楽しいです。
ヒキっていた頃は通常会話もままならなかったので
こうして普通の講師として認められ、扱われるのは
すごく心の支えになっています。

でも一方で「ちょっと疲れた…」とも思います。
校舎の中では以前にも書いたように別人のように
明るくハキハキ話して、時には厳しめの課題も出したり。
他の講師と比べてもそれなりに頑張ってる方だと思います。

でもいまだに、自信が持てないんです…
自分のやり方で本当に生徒の成績を伸ばせるのか。
上司は私のことをどう評価しているのか。
生徒は私のことをどう思っているのか。
そういった事について前向きに捉らえられません。
もう今年度で3年目に入って、古株の方になってきたけど、
サブ校舎でもレギュラー授業を増やしてもらってますが、
やっぱり自信が持てないんです。

ときどき不安で胸がいっぱいになります。
今年度は特に受験生を多く担当するので気が重いです。
私の指導が至らなくて志望校に行けなかったら…
まだみんな3年生になったばかりなのに不安です。
とにかく自分の指導力に自信がないのです。
ぐんぐん生徒を引っ張れるような頼れる講師にはなれないし、
つい脇道にそれて受験には絶対関係ない豆知識を教えたり。
生徒は楽しんでくれるかもしれないけど、
私のことをそれなりに気に入ってはくれるかもしれないけど、
私の仕事は結局「成績を伸ばすこと」なわけで…
その点についての自信が全然ありません。
これでいいのかな…って考えて疲れてしまいます。

通退勤の体力についての不安もあります。
このままの病状じゃ通勤できなくなっちゃう…
生徒にとっての「自分の担当の先生」って、
大人が思うより遥かに大きい存在なんですよね。
だから通えなくなったり入院したりしたくはありません。
その思いから何とか最低限の食事を摂れている現状です。
でもそうやって「頑張って食べる」のにも疲れてきました。
結局『自分のために食べてる』訳ではないから。
「仕事なために食べなきゃいけない」のが
しんどくなってきた…のが本音です。
でも塾には行きたい。
だから食べる。
実は結構必死な状態です。
posted by こむぎ子 at 07:27| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月04日

お犬○

美容板に「お犬○」というコテさんがいます。
最近は別の名前を使ったり名無しで書いたりしてるけど、
一時期はどのスレに行っても居て、電波を撒いてました。
そう、嫌われコテさんです(笑)
彼女は「161cm37(39?)kg」を自分のベスト体重と
認識していて「42kgになるとスカートも穿けない」とか
書き込むため、まっとうな美容板住人から嫌われまくりでした。
(他にも空気読まない電波発言が多かったのもあるけど)

当時は私は51〜2kgのぽっちゃりダイエッターだったので
彼女の発言は異様で、気持ち悪く感じてました。
でも今は、彼女が摂食障害なのかは知らないけれど、
認知障害なのは確実なので妙な親近感をおぼえてしまったり…

私は今の体重がベストだとは思っていませんが、
42kgになるのはかなーり明確に怖いです。
多分外出したくなくなるくらい。
もし私が普段ミニスカを穿く人だったら、
42kgの間は「こんなデブじゃ…」と穿けないでしょう。
お犬○とおんなじです。
それが異常な価値観だと知っているか否かだけが
私と彼女との違いであるだけです。

なので最近、一番活動的に書き込んでいた頃の
お犬○のカキコが読みたくて仕方がありません。
昔の私が「キモっ」と読み流していた書き込みを、
今の私が読んだらどう思うんだろう。
どこまでシンパシーを感じるんだろう。
気になる気になる気になる〜。

…私、お犬○ファンになりかけてるのかな(苦笑)
posted by こむぎ子 at 22:40| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *eating disorder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新学期。

今週から新学期モード始動っ。

というわけで週のスケジュールをメモっときます。
とっても身内向けですが(苦笑)

◆月曜日
診察(隔週) だいたいお昼ぐらい
塾 18:40〜21:50
◆火曜日
カウンセリング お昼前後
塾 18:40〜21:50
◆水曜日
休日(´ーωー`)
◆木曜日
塾(サブ校舎) 16:40〜21:30
◆金曜日
塾 16:40〜20:10
(メインとサブで1コマずつ)
◆土曜日
塾 11:40〜14:50
(昨年度よりかなり楽になった(・ω・)b)
◆日曜日
休日(´ーωー`)

昨年度より勤務日数は増えたんだけど
1日の授業数が少なくなったので、週のコマ数は
ちょこっとだけ増えた?程度です(´・ω・`)
経済力がほすぃ…=□○_
posted by こむぎ子 at 17:56| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

⊂⌒~⊃。Д。)⊃

結局昨日のリゾットの残りは夕方ぐらいに食べました。
冷めたまま無理やり。味もわからない状態。
その後ドラッグストアに買い出しに行って
幼児用おやつと幼児用飲料を仕入れたので
ビスケットでお口直し。

味や匂いの強いものが苦手になってきてます。
拒食初期はカロリーの数字で頭がいっぱいだったけど
今はカロリーより濃いものを食べるのが怖いです。
プレーンなパンやビスケットで生きてます。
以前食べていたベビーフードの方がカロリーは低いけど
匂いがダメなので長いこと食べてません。
まぁ一応炭水化物と脂質と糖質あたりは
ある程度摂取できてるんじゃないかしら。
足りてはいないだろうけど(苦笑)
蛋白質とかミネラル類の不足がちょっと心配です。
下剤飲むから特にカリウムとかカリウムとかカリウムとか…
…カリウムって何に入ってるんだろ?(・ω・)

あ、そういえばバナナに含まれてた気がします。
でも最近食べてません。ダメじゃん('A`)
カウンセラーの先生と1日1バナナって決めたんだけどな。
食事記録と一緒にずっとサボってしまってます。
バナナ、食べ始めると止まらなくなっちゃうんですよ。
5本一気食いとかして、我に返って、落ち込む、みたいな。
それが怖くて買えずにいます。

体重は安定中〜。
パン&ビスケットパワーでしょうか。
でも栄養不足は感じます。
なんてゆーかふらふら⊂⌒~⊃。Д。)⊃
立ちくらみはもうデフォです。
首だけでちょっと上を見て戻す、とかでもくらっときます。
PCしながら煙草を吸ってて、灰皿に灰を落とすときに
少しそっち(灰皿はキーボードの左側)を向いて
また目線をディスプレイに戻す、この動作もアウトです。
常時くらくら。
貧血みたいに倒れるような感じではないんですが…
気持ち悪いのでちょっと困ります。

今日から塾が通常授業に入ってお休みが週2になるので
ばたーんといかないように頑張ろうと思います('A`)ノ
今日はこれから授業に行くんですが、
気合い入れ過ぎてお昼ご飯が少し過食気味。
食べ過ぎると今度はココロが落ちるので難しい…
posted by こむぎ子 at 17:44| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | *eating disorder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月03日

にゃんこのえさ

昼食にカゴメデリのサーモンクリームリゾットを作った。
(いやレンチンだけど)
にゃんこの餌の匂いがした。
半分まで食べたけど味が濃くて断念。
味付け半分ぐらいでいいよコレ…
もったいないから夜また暖め直して食べようかな。
食べられるかな。
posted by こむぎ子 at 14:58| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | *eating disorder | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月02日

ぷち悩み。

今日もロヒ入れてふにゃふにゃ状態で書き書き。

彼氏と一年付き合ってるのにいまだに
「大好きだよ〜」とか言われると照れてゲヘゲヘ笑っちゃう
私はいったい何なんでしょう。
毎日のように言われるのに一向に慣れません。
これっていわゆるぶりっ子なのかしらとも思って
それは嫌だわーと思うんだけど、言われると頭の中が
自動的に全面ピンクになってぽわぽわしちゃうので
冷静に言葉を返せないんです。
「うぶな女の子(はぁと)」を名乗れるような
年齢でも経歴でもないのに、困ったものです。
彼氏には「可愛い」「可愛い」言われてますが、
塾の講師の間でも“天然入ったぽえーっとした変な子”と
思われてますが、それでも私は今年でもう25なわけです。
少しは大人っぽさを演出したいよーしたいよー。
現役大学生の他の講師に「何年生ですか?」って聞かれて
年齢答えるたびにびっくりされるのも、
キャッチのお兄さんに「2年生ぐらい?」とか聞かれるのも、
煙草吸ってるとものすごく驚かれるのも、
(あ、これは反応面白いから別にいいや)
喫茶店に一人で行くと「灰皿ご利用ですか?」って
聞いてもらえないのも、全部まとめて
卒 業 し た い で すヽ(`Д´)ノ

童顔(らしい)なのと黒髪ストレートと化粧薄く見えるのと
(ホントは薄くはないんだけどマスカラとか使ってない)
言動がぽわぽわしてるのが原因なのは分かってるんだけど
どうやったら変われるのかわかりません(´・ω・`)
お化粧を無理にケバくするのは好みに反するし。
茶髪は他人のはいいけど自分でする気には何故かならないし。
服とかは意識して可愛い系から離れようとしてるけど
やっぱり同い年の社会人の子と比べるとまだ学生っぽいし。
つい可愛いの買っちゃうし。

自分が「可愛い系」に分類されるのは仕方ないと諦めて。
(醜形恐怖気味なので自分では理解不能ですが)
でも年齢相応にも見られたいんですヽ(`Д´)ノ
言動をしゃきっとさせてマジメ系を気取れれば
少しは大人っぽくなるだろーからそれしかないんだけど…
ううー…(考え中)…(葛藤中)…(悩み中)…

無理(・∀・)

拒食で痩せて丸顔脱却したから少しはマシになるかもーと
思ってたんですが、全然変わらないんですよね…
誰か大人っぽく見せる方法教えてください_| ̄|○
童顔薄化粧黒髪じゃ無理なのかなー…('A`)

まぁ「可愛い」と言われること自体は嬉しいんだけど。
年齢を考えると微妙に複雑な今日この頃です。
posted by こむぎ子 at 21:15| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南条あや日記読破。

前々から名前をよく聞くし、サイトのURLも
かなり前から知っててブクマもしてたんですが、
最近やっと全部まともに日記を読みました。
フォントいじり全盛期の時代の文章なので読みづらくて
かなり時間がかかりましたが(笑)

感想は…
「リアルタイムで読んでたら神聖視してたかも」

彼女、なにげに同い年なんですよ。1980年生まれ。
高校時代はうちにはインターネット環境はあったんですが
受験が終わるまでは私は一切やらせてもらえませんでした。
(やってたら大学行けなかったと思います・笑)
あの頃は私は自分がどこか「ずれてる」ことは感じていても
それがACだという事には気付いてなくて、
違和感を抑え込みつつ健常者として生活している状態でした。
だから、その時期に彼女の日記を読んだら、
確実に激ハマりしたと思います。
「同い年で私以上にずれてる子がいる!」みたいな感じで。
たくさん出てくる薬の名前、リスカ、入院…
未知の世界に憧れを抱いて読み耽ったことでしょう。
もしかしたらリスカぐらいは真似してみたかもしれない(笑)
何だかそういうパワーの出ている文だな、と思いました。
いまだにネット上で語り継がれてファンが多いのも
なんとなく分かる気がします。

でも今ハマるって感じではありませんでした(;・ω・)
世代格差というか時代格差というか…
24歳の今に、昔流行った文体のものを読んでも
特に影響とか感銘とかそういうものを受ける気はしません。
多分彼女がいま女子高生であの日記を書いていたら、
これほどブレイクはしなかったんじゃないかな、と思います。
今は鬱病やなんかでメンヘルが世の明るみに出ているし、
ネット人口も日記を書いている人も増えましたから。
「90年代に女子高生メンヘラだった」ことが
彼女の“商品価値”になっていたのだろうなーと。
…なんかすごくありきたりなこと書いてる気がする(笑)

でも死んでも多くの人の記憶に残るのは、羨ましいです。
私がネット上に公開しているものはここを含めて
複数あるけれど、仮に私が死んでそれら全部に訃報が載っても
私なんてすぐに忘れられていってしまう気がします。
もちろん彼氏や家族、友人(ネットの含む)は
しばらくは覚えていてくれるとは思いますが、
純粋に各サイトを訪れていただけの人は
遠からず私の存在していたこと自体忘れていくでしょう。
別にそれは当たり前のことなんだけど、
当たり前であるが故にそうでない彼女に羨望を抱きます。

あと思ったというか読んで思い付いたことですが、
私がもし自殺することにしたらblogの記事を
全部「古い記事から表示」に変えていこうと思います(笑)
セルフメモリアルサイト化、みたいな。
どーでもいいことですね(;・ω・)

そんな感想文にもならないだらだら読破記録でした。
posted by こむぎ子 at 13:00| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

言い忘れる諸症状

最近…というかいつからか思い出せないくらいの以前から
股間(?)がぴりぴり痺れるときがあります。
いわゆる諸器官がある場所じゃなくて…
もう少し上、毛のあるあたり?でしょうか。
(…書くの恥ずかしい…でも書かないとまた忘れる)
その内側にぴりぴりが来ます。
きっかけとか原因とか全然わからなくて
ちょっと不安なんですが、何なんでしょうね…
内臓とか指先ならまだぴりぴりしてもわかるんですが、
なんでこんなどーでもいい場所が…しかも何度も…
まぁ一番疑問なのはかれこれ3〜4回はこのことを
診察で言い忘れ続けてるって点なんですが。
毎回診察用メモ用意してる意味ないじゃんヽ(`Д´)ノ

そういえば時々地面が柔らかくなったように
ふわふわした感じになるのも随分前からなのに
まだ医師に話してない気がします。
これも気分が悪いとか目眩とかじゃなくて、
本当にコンクリがふかふか絨毯になったみたいに感じる
ちょっと不思議な症状です。
これは拒食のせいなのかな?って思うんですが、
なにげにメンヘラ友達は多くても摂食仲間は少ないので
誰かに聞いてみることも出来ないっていうかしてません。

地面がふわふわするので頻繁に転びます。
外では気をつけてるので大丈夫なんですが、
自宅や自室でごろんごろん。
足腰が弱ってるのかな?
カウンセラーには運動を禁止されていて、
医師からは運動を奨められていて、
ちょっぴり混乱気味な今日この頃です。
体力維持の為には運動が必要だけど、
筋肉を鍛えられるほどは食べられない状態。
最近豆乳サボってて蛋白質摂ってないしなぁ…

とりあえず次回の診察時に言い忘れないようにメモメモです。
posted by こむぎ子 at 00:20| 埼玉 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | *mental health | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

うひゃーならんち。

私は今、同じ塾の2つの校舎に通勤しています。
今日たまたま、メイン校舎の先生とサブ校舎で会いました。
(ちょっと分かりづらい…)
私は普段から両方に行ってますが、講習期間中には
普段は移動のない講師でもお互いの校舎に
臨時講師として行き来することがあって。
たまたま彼女が今日はこちらに出向する日だったようです。
で、なんと彼女は今日が最後の日だとか。
彼女が大学卒業de退職組の一人なのは知ってたのですが
最後に会えるのがいつなのか、そもそも
会って別れを言えるのかすら分かりませんでした。
偶然会えて嬉しいヽ(´ー`)ノ
しかもたまたまお昼が二人とも空いていたので
一緒にランチしました(・ω・)

私が食べられない物が多いのと
お互いあまりお金を使いたくない(笑)のと
下町の商店街なので入りやすそうな食事屋さんがなくて、
お店を決めるだけでもえらく時間がかかりました(;・ω・)
実は今まで鬱しかカミングアウトしてなかったのですが、
さすがに食事に行くのに隠すのは無理があるので
ここで拒食も暴露しちゃいました。
でも相手は夜まで授業があるからちゃんと食べたいし…

というわけで結局入ったのはロッテリアでした(笑)
彼女が普通のハンバーガーのセットを頼んで、
私はアップルパイとスイートポテト。
ほんとうは片方でも充分なんだけど、
お別れする人に心配かけたくないので頑張ってみました。
(暴露した時点でじゅーぶんかけてるけど)

食べながらのトークネタは3つ。

1.メイン校舎の上司の悪口(笑)
 彼女は古参講師だったので、前任者の話とか
 昔いた講師のこととかいろいろ聞きました。
 彼がマネージャーになった か ら 辞めた講師もいるとか…
 がくぶる。

2.お互いの今後のこと
 彼女は旅に出るそうです(マジで)
 最終的にはカナダに住むのが夢だとか。
 彼女は大学在籍中からあちこち海外を飛び回っていたので
 あまり驚きはしませんでしたが、なんか寂しい感じ。
 私は療養中フリーターとして塾講師続行です。

3.暴露話
 私が拒食を切り出すときに、
「今病気であんまりご飯食べられないんだ」と言ったら
 彼女が「それって過食だっけ?」と返してきたので
 「それはちょー食べちゃう方で、私のは拒食だよ」と
 訂正したら、彼女から爆弾発言。
「ああそっか、過食は私じゃん」

Σ(゜Д゜)!?

 それだけなら単なる大食いさんかと思ったのですが、
 爆弾追加。
「しかも私吐いちゃうんだよねー」

ΣΣΣ(゜Д゜)!?!?

 彼女、病識ナシのカショオさんでした…
 たまにだから平気〜と本人は言ってましたが、
 喉まで来るほど詰め込んで指吐きとか
 どっからどー見ても露骨にカショオ全開で。
 後々悪化して欲しくないのでいろいろカショオの
 怖い点などを吹き込んでおきました…
 意外なところに摂食障害の人が…_| ̄|○

 高校時代の友人に鬱仲間がいると知った時も驚いたけど
 今回の方がびっくり度が高かったです…
 私もメンヘラに見えない方ですが彼女は師範級です…

という訳で最初で最後のびっくりランチタイムでした。
(あまり社交的ではないのでこーゆー機会は初めてだった;)
私は夜にメイン校舎で授業があるのですが、
時間に無駄に余裕があるのでサブ校舎でだらだらしてます。
彼女が高校生に英語を教えているのが聞こえます。
複雑だなぁ…

次の休み時間になったらバイバイして移動します。
これで春期講習はラストなので頑張るぞー(`・ω・´)
posted by こむぎ子 at 16:32| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

例文A

 窓から見える銀杏の葉の色が、日に日に鮮やかになっていきます。あれは近所の神社の境内にある銀杏の樹です。微かなオレンジ色を帯びた葉の色が、青空に映えてとても魅力的です。その爽やかなコントラストは、私を和やかな気持ちにさせてくれますが、同時にこれまで過ごしてきた数々の秋を思い出させ、少し感傷的な気分にもさせます。
 気がつくと私は、もう一時間も窓の外を眺めていました。いつの間にか、高校時代の知己のことを思い出していました。彼女とは、お互い遠慮なく、じつに率直にものを言いあえる関係でした。ときにはちょっとした恋の噂話に声を弾ませたりもしたものです。
 ある秋の夕方、彼女はあの神社の銀杏の樹の下で私に囁きました。
 ――私ね、将来は福祉の仕事に携わりたいんだ。
 私は驚きました。そして少し慌てました。その時私たちはまだ二年生で、私はまだそのように明確な将来図を描いてはいなかったからです。私のすぐ隣で微笑む彼女の目は澄んでいて、それでいて柔和な光を湛えていました。一瞬、自分と彼女との間に著しい差が開かれてしまったような孤独感も覚えました。私はその奇妙な後ろめたさを紛らわせるように、空を見上げました。透明な青と、それを覆うように揺れる橙色の影が、今でも瞼の裏に焼きついています。
 彼女は自分の望みどおり、福祉系の大学に進学し、この町を出ていきました。新しい住み処は海に臨んだ美しい町だと、葉書で送られてきました。
 しかし彼女とは、徐々に疎遠になっていきました。
 私自身は結局、教育に関わる道を選びました。今では、小中学生を対象としたテキスト教材や学力テストを作成し、その反応や出来具合を分析したりする仕事に就いています。子供たちが、知性と健やかさの均衡のとれた人物に成長してくれるよう、教材には様々な工夫を凝らしています。
 いま私が作っているテキストの表紙は、明るい橙色――あの日の銀杏の葉の色です。

=====

漢字テストのために作文書いてみました…
文才ないなー(;・ω・)
posted by こむぎ子 at 12:48| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

きょうのわたし。(BlogPet)

きのう、睡眠されたみたい…
カルピスは話したかもー。


*このエントリは、BlogPetの「doll」が書きました。
posted by こむぎ子 at 10:10| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | *daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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